友達30人それぞれの「うろ覚え世界地図」を合成するとすごく適当な世界が浮かび上がる
アメリカの高校生 Zak Ziebell さんが、知り合い30人に記憶だけを頼りに世界地図を描いてもらい、それらすべてを重ねあわせると何とも奇妙で曖昧模糊とした世界地図が現れます。どこのあたりが印象が薄い「神秘の国」なのか、統計的に分かってくるのが面白いですね。
「世界の色々な統計データをビジュアル化して、詳しく知ることができる世界地図40枚」など、見ているだけも楽しくなってしまう世界地図ですが、果たしてアメリカのヤング達はどこまで正確に世界地図を描けるのでしょうか。
まずは学生が描いた地図です。
1. 一番詳細に描かれた地図。日本や地中海沿岸などかなり詳細に書き込まれています。
2. シンプルな世界観の世界地図。
3. 東の外れに日本(もしかすると台湾?)らしき島があります。
4. アラビア半島が消え、アフリカ大陸が発生してしまった世界
5. 南米が消えてる……
6. 長靴型をしたイタリアの存在感がすごい。オーストラリアとニュージーランドの千切れ方にもセンスを感じます。
7. アメリカ以外の手抜き感が否めない世界地図
8. だいたい合っているっぽい
9. こぼれたミルクのような世界地図
10. 日本、おしい……。
11. パラレルワード的な何かっぽい
12. ギュッと圧縮された世界っぽい
そしてこちらが、学生が描いた世界地図を合成して作られた世界地図。
13. 下は衛星写真風に着色された世界地図になります。
単体で見ると何となくちゃんとした世界地図っぽくも見えますが、本物の地図と比較してみると曖昧さがよくわかります。
14. メルカトル図法で描かれた世界地図。(日本が中心ではなく経度0度を中心に描かれています。)
15. またこちらは、モルワイデ図法で描かれた世界地図です。
ソース:I had 30 people draw a map of the world from memory and digitally merged the results. – Imgur
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