世界のびっくりニュース

とうとう突破か?「CAPTCHA」を攻略する人工知能が開発


Webシステムをロボットの攻撃から守るため広く利用されている「CAPTCHA」を、人工知能を使った方法で突破することに成功したとアメリカの企業が発表しています。

CAPTCHA(キャプチャ)って何?

Webサイト上の問い合わせフォームからメッセージを送信する時などに、うねった文字を入力してくださいと言われたことはないでしょうか。

こんな感じのやつです。文字だけでなく数字や写真の場合もあります。
What is reCAPTCHA?

これは自動ロボットが悪さをはたらくのを避けるために使われます。CAPTCHAの文字はうねったりかすれたりしているので人間にしか読めないので、ロボットのアクセスを弾けるのです。

CAPTCHAは手軽でかつ強力なので広く普及しています。これが突破されるということはほとんどのWebサービスが攻撃対象になることを意味します。

どうやって突破したの?

CAPTCHAを突破する方法は昔からいろいろ考えられていますが、基本的には数百、数千のCAPTCHAを集めて変形パターンを特定する方法です。これは変形パターンをちょっと変えれば防御できるので、結局はイタチごっこです。

アメリカのVicarious社が開発した人工知能はRecursive Cortical Networkと呼ばれるアルゴリズムはこれとはまったく違って脳、特に人間の視覚認識に近い形で情報を処理するものということです。

reCaptcha、Yahoo、PayPalなどで使われているCAPTCHAを突破している動画
Vicarious – Turing Test 1: Captcha

住所や番地などを見て入力させられる最近のreCaptchaの場合、実際の写真部分はまだ対応が必要なようです。
Numeric Recaptcha 10x Consecutive

こうした研究ではセキュリティ上の理由から中身が明らかにされることは少なく、したがって真偽のほども不明です。特にCAPTCHAは有名なだけに昔から「突破した」というネタにはこと欠きません。

しかしもし突破できていたら……これはセキュリティ上もそうですが、人工知能の分野でも大きな一歩となります。続報を待ちたいところです。

ソース:Vicarious AI passes first Turing Test: CAPTCHA – Vicarious – News

CAPTCHA Busted? AI Company Claims to Have Broken the Internet’s Favorite Protection System | Science/AAAS | News

関連記事

スーパー力技で20時間以内にAndroid端末の4ケタ暗証番号を突破するロボット「R2B2」 - DNA

ネコの肉球でもiPhone 5Sの指紋認証「Touch ID」に使えることが分かる映像 - DNA

SSH接続でよく使われる「ユーザー名」と「パスワード」を収集し、1時間ごとにタグクラウドにして公開しているサイト - DNA

これぞリアル「スパイ大作戦」空港の超厳重なセキュリティを突破し飛行機に搭乗した男の、ものすごい変装テクニック - DNA

DARPA「キーボードの打ち方のクセ」をパスワードの代わりにするシステムを開発中 - DNA

難攻不落のSIMカードの一部にとうとう脆弱性が発見される、遠隔操作される恐れ - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧

Twitter上のコメント一覧