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アメリカ銃器市場に中国製の80%レシーバーが参入


アメリカでは銃が自由に買えるというのは半分本当で半分タテマエ。実際のところは許認可でガチガチに固められています。特に銃の輸入に関しては国内産業保護や、他国の軍需産業に資金が流れてしまうということでかなり厳しいものがあるのですが、そんな中、中国から「文鎮扱いの半完成品レシーバー」いわゆる「80%レシーバー」が出荷されており話題となっていました。


1. 「80%レシーバー」は大まかな形は整えられているものの、必要な穴やネジ加工がされていない構造部品のこと。半完成品なので法律上は「部品」ではなく「金属の塊」なので規制を受けません。

2. 中国からの火器輸入については、旧共産圏の「敵国」でもあり様々な規制があります。しかし「80%レシーバー」は規制にかからないため輸入しほうだいとなります。

3. 一部に穴があけられた80%レシーバー。こうした製品は工作機械さえあれば仕上げることができ、制作マニュアルや補助工具なども販売されています。販売側は記録を残す必要がないので、身元を明らかにせずに銃を買いたい人、あるいは州の規制が厳しすぎて購入許可が下りない人などに売れているようです。

4. 既に一部部品は中国生産のものが輸入されているということなので、かなり近い将来には中国製部品だけで組み上げた完成品が出回る、ということになるかもしれません。

5. 販売サイト。1000個単位での購入で一つ50~118ドル(約5000~1万2千円)。
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この輸入によってすぐに安全保障上の問題があるわけではありませんが、アメリカ国内の銃器産業はあまりいい気がしないのは間違いありません。どのような保護政策がとられていくのかに注目です。

ソース:Breaking News: Chinese Company Exporting 80% AR-15 Receivers – The Firearm Blog

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