科学と技術

iPhoneをハッセルブラッドのデジタルバックにするガジェット「Hasselnuts」


中判カメラのフィルム部分をデジタルに置き換える「デジタルバック」を使えば、フィルム中判カメラをデジタルに変身させることができますが、非常に画素数が多い一方で100~600万円もするという高価さが問題でした。なるべく安く、そして中判カメラの絵の雰囲気を残したい……というコンセプトのもと、iPhoneをハッセルブラッド社のカメラに接続できるアタッチメント「Hasselnuts」の開発が進んでいます。

1. 「Hasselnuts」はハッセルブラッド社・「Vシリーズ」の中判カメラにiPhoneを接続して、デジタルバックとして使えるアタッチメント。撮影は専用アプリを用いて行い、ハッセルブラッド本体のシャッターを切ると、それに連動して画像を保存できるようになっています。

2. カメラレンズがフィルム面の中心に来るようになっています。基本的には中空の箱です。

3. 問題はボケの大きさを決める「被写界深度」をどう維持するのか。これを決める要素の一つはフィルムの大きさですが、中判フィルムとiPoneの画像センサーでは比べ物になりません。そこでHasselnutsではまず特別なスクリーンにレンズからの画像を投影し、これをiPhoneのカメラでもういちど撮影することできれいなボケを実現しています。

4.スクリーンを接写するため、ワイドコンバーターが取り付けられます。

5. このスクリーンのおかげで、このように大きくボケて、フィルムの粒状感が残った写真を撮影することができるのです。

現在、Kickstarterで出資を募集しており、今なら249ドル(約2万5千円)で初回生産分を手に入れることが可能です。

追記:18:02 2013/10/09
Campfireでも「ビンテージカメラをiPhoneでデジカメ化するキット!(ハッセルブラッド用)」でも資金の募集が始まりました。国内のサービスなので、Kickstarterよりも確実に参加することが可能です。

仕事で使うのは無理がある性能なのですが、これならフィルム時代のハッセルブラッドを使っている人も、レンズやシステムを買い換えることなくデジタル化で楽しむことができますね。

動画はこちらから。

ソース:Hasselnuts: Hasselblad Camera + iPhone DigitalBack Kit! by Badass Cameras by AMBIVALENT — Kickstarter

Badass Cameras : World’s First iPhone Digital Back Module

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