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犯罪防止のため散弾銃を無料配布するNPO「Armed Citizens Project」


住民の武装率を高めると犯罪の数は増えるのか、それとも減るのか?という実験のため、アメリカのNPO「Armed Citizens Project(武装市民プロジェクト)」が散弾銃を無料配布するそうです。


Armed Citizens Project」を立ち上げたのはアメリカ・テキサス州のヒューストン大学の学生、カイル・コプレンさん。ヒューストンは治安の悪い都市として全米第10位にランクインしており、凶悪犯罪のうち実に66%で銃器が使われています。

カイルさんは「市民に力をあたえ、犯罪を抑止する」というコンセプトのもと、単発式20ゲージ口径の散弾銃を一人暮らしの女性を中心に、犯罪にあう確率の高い人に無料で配布することにしました。購入費用はNPOで寄付を募り、配布希望者は安全講習を受講の上身分チェックを受ける必要があります。

なぜ単発式の長いライフルなのか、突撃銃タイプの半自動ライフルがいいのではないかと思いますが「武器を狙ってくる泥棒をさけるため。隠し持ちにくく大きな武器は犯罪の道具としては魅力的でない」とのこと。強力な武器を配布してもそれが犯罪を誘発するようでは意味がありません。

また、単発式であれば撃ちすぎて過剰防衛となってしまうリスクも避けられるため、こうした散弾銃はホームディフェンス(家庭警備用)としてはよく推奨されています。

カイルさんとNPOは4月までにヒューストン市内の一区画で100丁を配布する予定。また今後は他の都市でもデータの収集を行い、これをもとに中央政府に政策提言をおこなっていくとしています。

武器の所持に寛容なテキサスという風土ということもあり警察関係者は特に問題視はしていないとのこと。カイルさんは「タバコや麻薬を配っているわけでは違法ではない。誰しもに納得してもらうのは難しいと思う。犯罪者だって死ぬのは怖い。その心理は利用すべきだ」と活動の意義を語っています。

動画はこちらから。
THE ARMED CITIZEN PROJECT – YouTube

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