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なぜUnix系OSのホームディレクトリはあまり馴染みのない記号「~(チルダ)」で表現するのか


UnixやLinux、Max OS XなどのUnix系OSでホームディレクトリを表現する記号は「~」(チルダ)を使用します。この一般的にはあまり馴染みのない記号がなぜ採用されたのか。実はある納得の行く理由があるのです。

現在Uninx系OSでログインユーザがホームディレクトリに移動するためのコマンドは幾つかありますが、その中でもちょっと毛色が違うのが「~」。例えばユーザ・dna(/home/dna)がホームディレクトリに移動するコマンドは以下のように色々な書き方があります。

cd
cd ~
cd /home/dna
cd $HOME

※ cdはディレクトリを変更する時のコマンドで、チェンジ・ディレクトリ(change directory)の略です。

元々はアセンブリ言語で開発されていたUnixは1970年代にC言語で書きなおされた事によって非常に移植性が高くなり、研究・教育機関をはじめ広範囲に採用されます。そんな1970年代に普及していた端末がLear Siegler社の「ADM-3A」です。

そして「ADM-3A」に付属していたキーボードがこれ。

最上部右端をみてみると「HOME」と「~」が同じキーに刻印されています。要するにHOHEキーの所に~があったため1文字記号として分かりやすく便利に使えたのが「~」だった。ということですね。

もうちょっと分かりやすい画像でみるとこんな感じのキー配列になっています。

このマシンが「ADM-3A」。もう、なかなかお目にかかれない代物です。
File:Adm3aimage.jpg – Wikipedia, the free encyclopedia

また、「ViやVimのカーソル移動キーは「h・j・k・l」なのか」についても同じような理由があります。勘の良い人はキーボードの写真で気がついているのではないでしょうか。

ソース:history – Design question: Why was ‘~’ chosen to represent the home directory? – Unix and Linux

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