科学と技術

[閲覧注意]ゲロがどれくらい飛び散るかを調べる「嘔吐シミュレーター」ロボットの動画


ノロウィルスの感染源は糞便や吐瀉物。これらがどう飛び散るのかを調べるためには、人間が実際に吐くのが一番ですが、そんなことを繰り返していては研究者の体力がもちません。そこで登場するのが「嘔吐シミュレーター」ロボット。かなり盛大に嘔吐するので閲覧には十分に注意してください。


こちらが「ゲロ吐きラリー君」こと嘔吐シミュレーター・ロボの雄姿。解剖的に正しい内部構造になっており、嘔吐した際に吐瀉物がどのように飛散するかを調べるためにつかいます。

動画はこちらから。
Larry, the projectile vomiting robot helping a British team learn to stop the spread of norovirus – YouTube

日本でもノロウィルスは猛威を振るっていますが、イギリスでは「冬のゲロ吐き虫(Winter vomiting bug)」として夏から大流行し、2012年はすでに3000件の感染が確認されています。

非常に感染力が強いのが特徴でトイレの糞便、吐瀉物から粒子が飛び散り空気感染・経口感染するのが特徴。例えばトイレでよく手を洗わずに食事をして口に入ってしまうなどというのが典型的な例となります。

ごくごく微量の粒子でも感染し、アルコールでは不活化できず、付着した表面で数週間生存するのも特徴。嘔吐した後清掃が不十分だったりして感染源になることもなります。

変化も早く、毎年微妙に違う形のものが出てくるので今のところノロウィルスに有効な抗ウィルス薬は存在しません。多くの人は2~3日で症状がおさまりますが体が弱っている入院患者には致命的なこともあります。

このため、感染した後どうするかということよりも、いかに感染を広げないかということがカギになるわけですが……研究者の人はとても大変ですね。

ソース:BBC News – Norovirus: Winter vomiting bug ‘impressing’ scientists

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