アートとデザイン

夢と現実の狭間の攻防、ディズニーのアニメーターたちによるストライキの画像


いくら人々に夢を売る職業といえども、生身の人間である以上生活の保障がなければなんともなりません。これはディズニーのアニメーターたちが40年代に決行したストライキの記録画像。キャラクター達をうまくつかったスローガンや看板が現れます。


これは1941年に発生した大規模な労働争議の時の写真。第2次世界大戦によって「ファンタジア」や「ピノキオ」の興行成績が振るわず、ディズニーのスタジオは賃金カットやレイオフを行うことになり、社内で不満の声が高まりました。

30年代以降、他の産業と同じように映画・アニメーションの製作者たちもギルドやユニオンを作り、無茶な労働条件に対して異議を唱えるようになっていました。この時もウォルト・ディズニーはギルド側の有力者を解雇して事態を収拾しようとしたものの、その結果ワーナーなど外部のスタジオのアニメーターも巻き込む大規模な労働争議に発展しました。

真ん中右よりの人がもつ「私たちはネズミか人間か」のように、ディズニーのキャラクターにちなんだスローガンが多数掲げられました。

「私たちは操り人形じゃない」

「悪いオオカミなんかこわくないぞ」など。

「ウォルト(Walt)よ、思いとどまれ(Halt)」

7人の小人の扮装でデモをする人たち


アニメーターたちのデモなので、チラシにもミッキーなどのキャラクターが描かれました。


「(スタジオは)一つの大きな家族だ」と思っていたウォルト本人には相当ショックだったようで、ストライキの後は従業員を信用できなくなってしまったそう。そして最後までストライキに参加した従業員を許すことができなかったといいます。

ソース:Disney Artists’ Strike | Retronaut

Disney animators’ strike – Wikipedia, the free encyclopedia

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