科学と技術

ドラマ過剰?ワルシャワの暴動の様子をラジコンヘリで空撮した動画


報道は技術によって進化するといいます。テレビによる映像の配信はそれを強く象徴する出来事ですが、その進化は技術の力を得てまだまだ続いています。狭いところでも飛ばすことのできる小型のラジコンヘリに搭載したカメラが、市内で起こった暴動の様子を克明に捉えていました。


11月11日はポーランドがロシアから独立した記念日ということで祝日だったのですが、そこにサッカーの国際親善試合が重なり、しかもイタリア代表にポーランドが負けてしまったため、ご覧のような暴動じみた騒動になってしまいました。

記者がこうした空撮機材を持ち歩けるようになると、映像取材のあり方は大きく変わってくるのでは。
RoboKopter – Zamieszki – YouTube

百聞は一見にしかずという言葉の通り、映像は非常に強い説得力を持ちます。下の動画は同じ日の街角を撮影したものですが、出動する警官隊を俯瞰で捉えた映像は必要以上にドラマチック。
RoboKopter – Przygotowania Policji – YouTube

これは容易に間違ったメッセージが届いてしまうということでもあります。技術の革新に報道側の人間が追いつけるかどうか。この力に振り回されず、使いこなしていきたいものですね。

ジャーナリズムの原則
ビル コヴァッチ トム ローゼンスティール
日本経済評論社
売り上げランキング: 85897

関連記事

これまで未公開だった「9・11同時多発テロ事件」の17分間の動画や153枚の静止画が新たに公開 - DNA

目指せ革命天国、中国共産党によるプロパガンダ・ポスター15枚 - DNA

ビジネスは戦争だ、オフィス用「旧ソ連のプロパガンダ」風ポスター - DNA

語られない「震災」-復興を支援する「ヤクザ」達の存在を海外メディアが報道 - DNA

[字幕動画]リビア紛争・反体制側勢力の「DIY兵器工場」 - DNA

中国の若者の生の主張をとらえたマルチメディア写真集「iSpeak China」 - DNA

ファンタジードラマ「Game of Throne」で使われているCG合成がすごい - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧