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絶滅してしまったと考えられている12種の鳥の貴重な写真


人的な要因や環境的な要因により、現在では絶滅してしまった(または限りなく絶滅に近い)と考えられている鳥の貴重な写真の紹介です。一度絶滅したと考えられていても、後に再発見されることも度々あるためどこかでひっそりと生息していることを期待しています。

1. ワライフクロウ

かつてニュージーランドに数多く生息していた、高笑いのように聞こえる独特の鳴き声が特徴のワライフクロウ。人間が持ち込んだフェレットやオコジョに捕食され、また船に潜んでいたネズミに卵を食べれ個体数が減少。そして、1914年に目撃されたのが最後に絶滅したものと考えられています。

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2. ゴクラクインコ

オーストラリアの東岸に生息していた、非常美しい姿をしたゴクラクインコ。イギリスでブームを巻き起こり観賞用としての乱獲、移入動物などによる生息場所の破壊が原因で個多数が減少。また、蟻塚(ありづか)に巣を作るため飼育下で繁殖は非常に難しいものがありました。1921年に最後のつがいが発見されたが、1927年にどこかに消えていなくなったのを最後に誰もその姿を見ていません。

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3. レイサンクイナ

ハワイ諸島のレイサン島に生息していた全長15センチメートル程の飛べない鳥レイサンクイナ。1912年ごろには2000羽ほど確認されていたが、移入されたウサギなどに植物環境を破壊され個体数が大幅に減少した。その後、たまたま罠にかかった数羽をミッドウェー諸島で繁殖。しかし、軍事基地化により繁殖環境の減少や船舶からのネズミにより1944年に絶滅したと考えられています。

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Laysan flightless rail, 1923 – YouTube

4. エスキモーコシャクシギ

夏季はカナダのツンドラ地帯で繁殖し、冬期は南米で過ごしていた渡り鳥エスキモーコシャクシギ。生息地域の破壊や乱獲になどにより1992年の生息数は約50羽程度といわれています。

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5. オオオビハシカイツブリ(アティトランカイツブリ)

Atitlán Grebe
南米ガテマラの世界一美しい湖の1つともいわれるアティトラン湖に生息していたオオオビハシカイツブリ。1958年と1960年に外来種「ブラックバス」の放流により、食料となるカニや魚の減少により生息数が減少していった。そして、1989年以降全く見られことが亡くなり絶滅してしまったと考えられています。

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6. ウェーククイナ

太平洋の小さな孤島ウェーク島に生息していた唯一の鳥だったウェーククイナ。1940年まで普通に生息していたが、第二次世界大戦中の1941年に日本海軍陸戦隊がウェーク島を占領したが、米軍により封鎖された。そのため食料不足となり、飛べない鳥ウェーククイナを食料とした。その後、終戦後の調査で絶滅していることがわかった。

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7. マリアナヒラハシ(グアムヒラハシ)

グアムに生息していたマリアナヒラハシ。1970年代初頭には数多く生息してたが、生態系を壊滅的なまでに破壊し尽くした侵略的外来種のヘビ「ミナミオオガシラ」(グアム島の固有種を含む少なくとも7種の鳥類を絶滅)などに捕食され尽くし、1983年以誰も見ていないた説滅したと考えられています。

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8. イワサザイ

かつてニュージーランドに生息していた体長9センチメートル、体重9グラムの小さなイワサザイ。19世紀に移入したイタチやネズミにより生息数がが減少し、1972年には絶命してしまったと考えられています。

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9. ハシジロキツツキ

アメリカのアニメーション作品のキャラクター「ウッディー・ウッドペッカー」のモデルとされているアメリカとキューバに生息しているハシジロキツツキ。アメリカのハシジロキツツキは森林伐採により減少し、1945年に絶滅したとされていたが2005年に再発見された。同じくキューバのハシジロキツツキも1970年代に絶滅したと考えられていたが、1986年に再発見されています。

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10. カロライナインコ

アメリカ東部に生息していた頭が黄色と赤色、体は緑色をしたカロライナインコ。もともとかなりの数がいたと言われており、果樹園の害鳥として駆除されたり、食用・観賞用として乱獲されたことで個多数が減少し1904年に野性では絶滅。そして、シンシナティ動物園で飼われていた最後の一匹「インカス」が1908年に死んだことにより完全に絶滅したと考えられています。

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11. リョコウバト – Wikipedia

18世紀には北アメリカに約50億匹生息していたと考えられ、鳥類史上最も数多くいたと言われるリョコウバト。しかし、19世紀に入り北アメリカの人口が爆発的に増え、非常に美味だったため食料として、また羽毛布団の材料といて乱獲が行われた結果、個多数が激減し1906年に撃ち落されたのを最後に野性のリョコウバトは絶滅。そして、シンシナティ動物園で飼育されていた最後の一匹「マーサ」も1914年9月1日に老衰のため死亡し完全に絶滅したと考えられてます。

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12. ワキアカカイツブリ

マダガスカルに生息していた全長25センチメートルのワキアカカイツブリ。生息地の環境破壊や狩猟などにより減少し、1990年には20ペア未満となっていた。そして、2010年に絶滅が宣言された。

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ソース:no-title

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