アートとデザイン

チベット・ラサに鎮座する、主のいないチベット仏教の巨大宮殿「ポタラ宮」


富士山とほぼ同じ標高3700メートルのチベット・ラサ。そこにチベット仏教の最高位「ダライ・ラマ」のいる高さ177メートル、13階建ての世界でも最大級の宮殿「ポタラ宮」はあります。1950年以降のチベット動乱によりダライ・ラマ14世がインドへ亡命して以来、主のいない宮殿となっており、また1994年には「ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群」として世界遺産(文化遺産)として登録されています。

1. 1642年にチベット政府「ガンデンポタン」成立後、ラサのマルポリの丘に本拠地として十数年の歳月をかけて建設されたポタラ宮。

2. ダライ・ラマ5世からダライ・ラマ14世が亡命するまでの間、チベットの政治・宗教の中心地として栄えました。

3. 歴代のダライ・ラマの住居、政治に使われた「白宮」。チベット仏教の宗教的な領域の「紅宮」があります。

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5. 部屋の数は2000ほどあり、ダライ・ラマ14世もはっきりとした数はわかないと自伝にて語っています。

6. ポタラ宮の周囲には数多くのマニ車があります。

7. 宮殿の中はたくさんの壁画、霊塔、彫刻、塑像などがあり芸術の宝庫となっています。

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12. 正面前の通り。仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つとされている両手・両膝・額の五体を地面につけて行う礼拝方法「五体投地」でお祈りしているチベット仏教徒たち。

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14. ポタラ宮は漢字で書くと「布達拉宮」。

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16. トイレはこんな感じになっています。ちなみに穴はかなり深いですよ。

17. ポタラ宮から見るラサ市街

18. チベット文字で書かれた石版

上空からみると巨大な建造物だとよくわかるポタラ宮

大きな地図で見る

ソース:The Potala Palace in Tibet

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