科学と技術

世界初、GPSを使って時差をも自動修正する腕時計「SEIKO ASTRON GPS SOLAR」


1969年に発売された世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン 35SQ」は、それまで1日に3秒の誤差が限界であった機械式に対し、日差約0.2秒という性能をたたき出したまさに革命的な時計でした。その名を引き継ぐ最新式腕時計として登場したのが「SEIKO ASTRON GPS SOLAR」。GPS信号を用い、今いる場所のタイムゾーンに合わせた時差をも自動で調整して時刻を合わせるという世界初の機能を搭載しています。


現在発売されている、いわゆる「電波時計」は世界各国にある標準周波数報時局からの電波を使って時刻を修正するもの。ただし時差についてはタイムゾーンをまたぐたびに手動で修正する必要があり、うっかり忘れてトラブルになってしまうこともしばしばあります。

今回セイコーから発表された「セイコー アストロン GPS ソーラー(SEIKO ASTRON GPS SOLAR)」はGPSを使って現在地のタイムゾーンを特定し、この時差の修正をも自動で行うというもの。世界各国どれだけ移動しても、時計を一切調整する必要がなくなります。

ラインアップはブライトチタンモデル(左)とステンレススチールモデル(右)が予定されています。3月8日からスイス・バーゼルで開催されるバーゼルワールド2012にも出展されます。

動画はこちらから。
SEIKO ASTRON GPS SOLAR – YouTube

1969年に発売された「先代」は当時の自動車1台分にあたる45万円という値段ながらも、最初の100本が飛ぶように売れてしまったというモデル。電気・電子技術やその関連分野における偉業に対して送られる米国電気電子学会のIEEEマイルストーンを受賞するというまさに歴史的なモデルでした。はたしてどこまでこれに迫ることができるでしょうか。

Epson : Seiko Quartz Astron 35SQ (セイコー クオーツアストロン 35SQ) 001 – YouTube

ソース:SEIKO ASTRON – セイコーウオッチ株式会社

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