科学と技術

モペッド復活の日は近い、エコ時代のエンジン付き自転車「Derringer Cycle」


これからのエコ時代、バイクや車は走行性能よりも環境性能が優先される日が来るでしょう。そしてその時ユーザーが重視するのは、おそらくファッション性ではないでしょうか。ペダルをこいでもエンジンでも、どちらでも走ることができるエンジン付き自転車「モペッド」は昔からあるエコな乗り物ですが、これに美しいデザインを与えたのが「Derringer Cycle」です。


「Derringer Cycle」は競輪のようなオーバルコースで速さを競う「ボードトラッカー」と呼ばれるレーサーのデザインをモチーフとしたバイク。カリフォルニアの工房で1台ずつハンドメイドで生産されています。

エンジンと自転車ペダルを組み合わせた、いわゆる「モペッド」と呼ばれるタイプになります。モペッドといえば2ストロークエンジンですが、これは4ストロークエンジンで排ガス規制にも対応済み。エンジンが高い位置にあるのでキックではなくヒモを引いてエンジンをかけるリコイル式スターターがついてます。

6.8リットル入るタンク。燃費はリッターあたり76.5kmなので話半分としても航続距離は300km近くなります。もちろん燃料が切れてもペダルを踏めば人間の体力の限り走り続けることが可能。

走り出しはペダルでサポートして、スピードが乗ってくれば足を止めるといった走り方ができます。ブレーキはフロントがドラム式、後輪はコースター式とほぼ自転車並。

すべてのDerringer Cycleはカリフォルニアの工房で手作りで作られます。

なので、注文時に色やキャリアの有無など色々カスタムができ、世界に1台のバイクを作ることもできます。お値段は3500ドル(約27万円)からとホンダ・スーパーカブとだいたい同じくらいです。


お店や走りの動画はこちらから。
TRANSLOGIC Episode 4.2 – YouTube

エコの観点から乗用車・バイクともパワーが絞られ、一般道での走行性能はどれに乗ってもなんとなく似たりよったりになってきました。そうなるとこのようなデザイン性の高いビークルが注目されてくるんじゃないかな……と思うのですがどうでしょう。

ホンダは2003年に各部のカラーをカスタムオーダーできる原付「Solo」を発売していました。売れ行きが芳しくなかったらしく廃盤となっていますが、今出せばまた違った状況になるかもしれません。
ホンダ 斬新なスタイルの50ccレジャーバイクSolo(ソロ)を新発売

ソース:derringer

エンジンのABC (ブルーバックス)
檜垣 和夫
講談社
売り上げランキング: 20419

関連記事

100年以上前に製造されていたビンテージ・バイクいろいろ - DNA

世界のオークションで最も高く売れた歴史的なバイクトップ20 - DNA

過去と未来の融合、クラシックレーサーを電動バイクにコンバートした「Volta」 - DNA

その名は「ハーレー殺し」、70年代最速のドラッグレーサーバイク「Hogslayer」 - DNA

インドの街並みを美しく描いたバイクメーカー「Royal Enfield」のCM動画 - DNA

流線型のグラマラスなカウルがかっこいいカスタムバイク「1930 Art Deco Henderson」 - DNA

ノートン・フェザーベットフレームにハーレーのVツインエンジンを積んだハイブリッドバイク「Norley」 - DNA

世界で最大、2千ccの単気筒エンジンを持つバイク「NSU BISON 2000」 - DNA

歴史の闇に消えていってしまいそうな自動車・バイクのエンジン10選 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧

Twitter上のコメント一覧