科学と技術

最速直線番長決定戦、広大な塩湖で行なわれる直線レース「ボンネビル・スピードウェイ 2011」の写真21枚


50ccの原付からメタノール燃料のガスタービンエンジン車まで、あらゆる車輪のついた乗り物の中から「まっすぐで一番速いやつ」を決める直線レース「ボンネビル・スピードウェイ 2011」が今年もアメリカ・ユタ州で行なわれました。


アメリカ西部、ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツは412平方キロもの広大な塩湖。

この見渡す限り何もない平野でレースが行なわれます。

あまりにも広すぎて人が少なく見えますが、もっとも伝統があるレースの1つとして多くの個人や企業チームが参加します。

超望遠レンズが必須の装備。

白いものは雪ではなく塩。

砂漠の真ん中ということもあり、摂氏45度近くにもなります。

とにかく暑い。

でもドライバーは耐火ツナギなのでもっと暑い。

待ち時間は携帯用扇風機を使ったり。

車検を受ける参加者。フレームやエンジン、燃料などの形式によって細かくクラス分けされており、それぞれ安全装備についてのレギュレーションがあります。

出場車両はまさに様々。

市販車を改造したものから、完全新設計のものまでいろいろです。

パラシュートを開くもスピンする車両。

レギュレーションに合えば年代物でもOK。

スーパーチャージャーで攻めるフォード。

バイクももちろん参加OK。

原付カテゴリもあります。ちなみに50ccクラスの速度記録は2010年に達成されたBuddfab Streamlinerの時速210.472km。アプリリアの2stエンジンにターボを付けてニトロメタン燃料でドライブするという実に狂った仕様でした。

ペダル付きモペッドの出場記録もありますが、これは会場内を移動するためのもの。ゼッケンがありません。

カメラとチェッカーフラッグのタトゥーがかっこいい観客。

ギャラリーエリアにフラミンゴを植える人々。

犬とバイク。お祭りです。

ソース:Bonneville SpeedWeek – Alan Taylor – In Focus – The Atlantic

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