科学と技術

スペースシャトル135回の打ち上げすべてを135秒に凝縮した動画


先日のアトランティス打ち上げ成功により、最終ミッションがスタートしたスペースシャトル計画。その135回の打ち上げすべてを135秒に凝縮した動画です。


打ち上げに失敗したチャレンジャー(25回目)や再突入時の事故で失われたコロンビア(113回目)については動画の後、少しの間暗転します。
▶ 30 years, 135 launches in 135 seconds – YouTube

スペースシャトルは、それまで使い捨てだった宇宙船を回収・再利用し、低コストでたくさんの貨物を宇宙にあげるというコンセプトを元に作られました。

実際には耐熱タイル3万5千枚の再検査やメインエンジンのオーバーホール、また特に2003年のコロンビア号の事故以降は安全対策コストがかさむようになり、単に衛星を打ち上げる手段としてはヨーロッパのアリアンシリーズや日本のH2シリーズなどの使い捨て式に太刀打ちできないようになってきました。

98年以降のミッション記録は、ほぼ国際宇宙ステーションISSの建造に関わるものになります。7人の作業員と20トンの貨物を同時に宇宙に上げることができる宇宙船はスペースシャトル以外になく、作業基地としての務めを果たしました。

確かに一回あたりの打ち上げコストだけを比べるとメリットはないのですが、古い衛星の延命作業を行なってトータルで安くすませる使われ方にも長けていました。建造に2000億円以上かかったものの打ち上げ後に組み立てミスが発覚し、あわや飛ぶゴミと化すところだったハッブル宇宙望遠鏡を救い、今日まで稼働させることができているのもスペースシャトルがあったおかげ。

月や火星といった人類のフロンティアにこそ到達することはありませんでしたが、宇宙が今後人間の生活や仕事の場になるのだ、というイメージを人々が持つようになったというのはすばらしい功績だったのではないのかと思います。

ソース:Video – Breaking News Videos from CNN.com – 30 years, 135 launches in 135 seconds

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