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コカ・コーラ最大の秘密「7X」のレシピがとうとう明らかに


コカコーラの味の秘密は「7X」と呼ばれるミックス香料。この成分・製法は、ケネディ暗殺事件の真犯人やアポロ11号の真実と並び、現代史最大の謎の1つとされていました。しかし32年前の新聞記事の中に、開発当時のオリジナルのレシピと思われるものが写ったものがあるのが発見され、話題を呼んでいます。


写真が見つかったのは、コカ・コーラ社の地元であるアメリカ・ジョージア州アトランタの地元紙「Atlanta Journal-Constitution」1979年2月28日号。地元薬剤師のエヴェレット・ビールのレシピとして掲載されています。

コカ・コーラの開発者であるジョン・ペンバートンは、自作のレシピを親交のあった人に教えていたようで、エヴェレット・ビールもそうしたうちの1人ではないかと考えられています。ノートがとられた年代はコカ・コーラが開発されのとほぼ同時期で、もし本物ならまさにオリジナルのコカ・コーラのレシピといえます。

さて、このレシピの信憑性はどれほどのものなのでしょうか?実は「7X」の成分については、これまで何度も「暴露」されてきました。コカ・コーラ社の歴史をまとめた書籍の中では決定版とも言われる「コカ・コーラ帝国の興亡」の巻末に掲載されていたものもその1つ。

表にして比べてみましょう。

2つのレシピを比べてみると、7xの成分についてはビール版を4倍するとちょうど「帝国の興亡版」に一致しています。2つのソースからもたらされた情報が一致する、ということはそれなりに信憑性は高そうです。

ちなみに味のほうはどうでしょう。このニュースを伝えているシカゴのラジオ局が実際に作って飲んでみたところ、表記の通りの量では子ども向けの風邪薬のような、薬っぽい味になってしまったそうです。

香料の製造技術が発展し、少ない量でより多くの香りが出るようになってしまっていたのが原因だそうで、その辺りを調整してみたところ「言われないと分からない」レベルのフレーバーが実現できたそうです。どうやら決定版と言えるものが現れたようですね。

ソース:Is this the Coca-Cola recipe? | Mail Online

Original Recipe | This American Life

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