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ボーダフォンとノキアが月面に4G LTEの基地局の設置を計画 フルHDの動画をストリーミングできるように


一番近くにある衛星なのにもう40年以上誰も立ち入っていない「月」に、4G LTEの基地局が設置され、月面のリアルタイムフルHD動画が見られるようになります。

この計画は、2019年にドイツの科学者有志チーム「PTScientists」が打ち上げる月探査ローバー「Audi Lunar Quattro」の通信をサポートするためのもの。

Audi Lunar Quattroは30kgと大変軽量なのですが、その代わり月面から地球に届くような強力な通信装置を積むことができません。そこでAudi Lunar Quattroと地球の通信をリレーするための、4G LTE通信モジュールが必要になります。

ボーダフォンとノキアが設置する通信モジュールは1800MHz帯を使用し通信速度100Mb/s~1Gb/sとなる見込み。Audi Lunar Quattroは最後の有人月面着陸機であるアポロ17号の近くまで行く様子をライブ中継するということですがNASAが「アポロの月面着陸地点の2km以内に近づかないこと」と定めているので、どこまで近づけるかはまだ未定ということです。

昔から、月面ではもう何か私達の知らない入植計画が進んでいる、という陰謀論がまことしやかにささやかれていますがその辺りも白日のもとにさらされそうですね。

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ソース:Vodafone and Nokia to set up the first 4G network on the Moon

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