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サムスンの研究チームがスマホ40台を接続してBitcoinのマイニングリグを制作


仮想通貨BitCoinを入手するには、何かを提供してBitCoinで支払いを受けたり、既存の通貨と交換したりといった通常の方法の他に、自分のコンピューターの計算能力をBitCoinネットワークに提供する「マイニング」という方法でも手に入れることができます。マイニングを行うリグは通常、超高速なGPUを大量に並べて作られますが、サムソンの研究チームはスマホ40台を接続し、超高効率なマイニングリグを作り出しました。

マイニングリグは電力消費量と手に入るBitCoinの価値が合わないと意味がありません。BitCoinは価格が上がり続けていますが、マイニング成功率は下がっているため、電力と計算能力のバランスはシビアなものになっていきます。

今回サムスンのC-Labが作ったのは型落ちとなったGalaxy S5を40台接続したマイニングリグ。1台あたりCPUにCore i7 2600を使用したデスクトップ機とくらべてハッシュレートは13%ほどですが、消費電力は約5%ほど。つまりワットあたりのパフォーマンスは3倍以上にもなります。

あっという間に性能が向上し型落ちとなってしまうスマホが、マイニングで再び価値を生み出してくれるかも……というのは夢がありますね。下水から純金を回収するよりは可能性が高いプロジェクトではないでしょうか。
スイスの下水には毎年約2億円もの純金が流出している – DNA

ソース:Samsung Made a Bitcoin Mining Rig Out of 40 Old Galaxy S5s – Motherboard

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