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265本の空き缶から技術と根性で自動小銃を作る方法


アルミニウムの空き缶を溶かし、そこから銃を作る……決して簡単なことではありませんが技術と根性と適切な道具があれば不可能ではないのです。なぜここまでして銃を作ろうとするのでしょうか……。

いくらアメリカといえども、銃を買うには身分証明証が必要なので、記録に残さずこっそり銃を所持することは簡単なことではありません。

ここで問題となるのは何が「銃」なのかということ。アメリカの法律では「銃」というのは「シリアルナンバーが刻まれている部品」で、その他の部品は「銃」ではありません。

つまりシリアルナンバーが刻印される部品、多くの場合はフレームなどの主要部品さえ自分で作ることができれば、後は自由に買える部品を揃えるだけで銃が作れてしまうのです。

そういう「こっそり自作派」のために「銃未満の半完成品」がこうして売られています。これを買って必要な穴を開ければ銃のできあがり、という仕組み。8割完成品ということで「80%レシーバー」と呼ばれたりもします。

アメリカのAmazonでどう見ても銃の部品にしか見えないモノが「美術品」として売られている – DNA

今回は265本の空き缶を溶かしたインゴットづくりからスタート。ひたすら溶かして金属塊にしていきます。

だいたい完成品の形をした木型を作成

砂に埋めていきます。

取り出して金属を流し込む湯口をあける

アルミを溶かして型に注ぎます

固まったら周りの砂を取り出し……

湯口を切除

あとはバリバリ削り出していきます

フライス盤があるご家庭はあまりないと思われますが……

穴径や間隔などは公開されている図面がたくさんあります

仕上がったら外側を磨いて……

後は許可がなくても買える部品を組み込んでいけば完成

びしっと完成

もちろん完全に動作します。

動画はこちらから。
Making an AR-15 from soda cans. Extreme recycling! FarmCraft101 – YouTube

最近は3Dプリンタでやろう、という試みもたくさん見かけます。ここまでしてこっそり銃を持ちたい……というのは実用上の理由よりは執念、という感じですね。
3Dプリンタ製AR-15ライフルのロアレシーバー、Defence Distributedが新型を開発 – DNA

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