科学と技術

M&Mチョコレートを自動的に色分けする自作マシンの動画


カラフルさが魅力のM&Mチョコレート。色で味は変わらないはずですが、中には「○○色だけをひたすら食べたい」「○○色だけは食べたくない」という人もいるはず。そんな人にはこんなマシンが役に立つのではないでしょうか。

ニュージーランド出身、現在はオランダ在住で機械工学を学ぶウィレム・ペニングさんが設計したM&M色分けマシンの展開図。真ん中の円盤がメカニズムのキモとなっています。上から来たM&Mをジョウゴで受け、ロータリーチェンバーの中で30ミリセカンドの色識別を3回実施。

その後、ノズルをそれぞれの色の皿の上まで移動させ、チェンバーを90度回転させるとコロンと出て来る仕組みになっています。秒間2個、300グラム入りの袋を色分けするのに2~3分ほどかかるとか。

動画はこちらから。
M&Ms and Skittles sorting machine – YouTube

「何に使うの?」と言われても「M&Mを色分けするのに使う」しか言いようのないマシンですが、世の中にはこういうほんとによくわからないマシンを作っている人もいます。エンジニアリングはアートですね。
1分間に120機「自動で紙飛行機を折って撃ちまくるマシン」が大幅アップデートされて公開 – DNA

ソース:M&Ms and Skittles sorting machine – Willemm.nl

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