2大ライフルAK-47&AR-15、本当の本当に泥だらけでも撃てるのはどちらか試してみた
AK-47は泥や砂をかぶっても問題なく撃つことができるので世界中のタフガイ達のお気に入りである……というイメージを持っている人は多いと思いますが、実際のところはどうだったのでしょうか。AK-47とそれに並ぶ超メジャーな自動小銃、AR-15で実験を行った動画です。
使用されたAK-47はルーマニア製のビンテージもの。対するAR-15はアメリカ製で、大昔のオリジナルではなく色々とアップデートされたいわゆる「ARクローン」の1つ。その他色々と統一されていないのであくまで「へーこんなこともあるのか」くらいにとどめるべきですが、なかなか興味深い結果となりました。
まず何もせずそのまま射撃。ごくごく普通に撃つことができています。
次にこのように泥をたっぷりとかけてみましょう。
伝承によれば、ごく普通に動作するはずですが……
1発目を撃ったところで止まってしまいました。
弾を薬室に送り込み閉鎖する「ボルト」と本体の間に泥が噛んでしまい、動きが渋くなってしまったようです。この後も1発ごとにボルトを動かさないと撃つことができなくなってしまいました。
動画はこちらから。
AK47 (AKM): Mud Test – YouTube
うって変わってAR-15は好調。
異物混入を防ぐダストカバーを開いたまま泥をかけても、何の問題もなく動きます。
実際の動画はこちら。
AR15: Mud Test – YouTube
試験を行った「InRange TV」によれば、AK-47は隙間が多く小さなゴミが挟まっても抜けやすくはあるものの、泥のような流れ込みやすく抜けにくいゴミだと、逆に詰まってしまいやすくなるのかも、とのこと。対するAR-15は隙間が小さいので、そもそも砂や泥が噛みにくくなっているのではと考えられます。
他にも設計・製造が新しい分、精度が高かったりして動作性が向上しているということもあるでしょう。AK-47は口径も大きく放熱に問題を抱えていますが、AR-15なら連続発射にも強いです。
AK-47は故障するまで何発連射できるのか試してみた – DNA
AK-47とAR-15(の軍用バージョンであるM16)は何かと比べられる存在。AK-47の「動作性に優れる」という評判は、初期のM16で整備不良による故障が多発したたためについたイメージ、という面もあります。M16はその後何度も改良が行われ、またこうして読みやすいマニュアルが整備され動作性は向上しましたが、今でも誤解は解けていません。タフガイ達の先入観を解くのは、容易なことではないようです。
ベトナム戦争時代に配布されたマンガ式「M16分解清掃マニュアル」 – DNA
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