マサチューセッツ工科大学には「Google面接必勝集中講義」があった
マサチューセッツ工科大学(MIT)は多数の優秀なエンジニアを輩出してきた名門。卒業生の就職先も、アメリカの最先端をゆくテクノロジー企業があるのですが、そんなMITには「Google面接必勝法」と題する集中講義が存在したのです。
このコースは「Hacking a Google Interview(Googleの面接をハックする)」と題し、2009年1月12日から15日まで開講されたもの。「グーグルやApple、Facebookといった企業に就職したい」人向けに、面接でよく問われる質問をまとめ、攻略する方法を解説しています。
こうしたコンピューターサイエンス関連企業の面接では、課題を解決するためのプログラミング方法や技術的事項の理解を問う質問が出てきます。シラバスによると、こうした質問は知識だけでは回答できず、答えを導き出すコツがあるということで、練習問題を通じてそうした答え方を学ぶとのこと。
また答えの伝え方も重要なようで、問題を出されたら黙って考えて答えを一言言う、のではなく思考プロセスを常に口にだし、自分が問題の細部まで注意を払っているということを面接官にアピールする……というようなテクニックも解説されています。
ちなみにGoogleの面接では「世界にはピアノの調律師が何人いるか」などの難問奇問、パズル的質問が出されるという都市伝説がありますが、少なくともシラバスやハンドアウトの中には見つけることができませんでした。
Google、データ解析の結果「面接の難問奇問パズルはムダ」と結論 – DNA
ソース:Hacking a Google Interview
トップ画像:Job Interviews | Flickr – Photo Sharing!
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