レゴブロック・コレクションは債券や金地金よりも割のいい投資である
21世紀が始まって16年目ですが、中東での対テロ戦争や「リーマンショック」といった経済に影響を与える事件が、株や債券といった伝統的な投資対象はあまり大きな利益を産んでいるとはいえません。そんな中「レゴ」の投資効率が注目されているようです。
中古レゴ相場は2001年から毎年12%という大きな値上がりをしており、しかもいわゆる「バブル」的な危険な相場の膨らみ方をしていない、と「投資としてのレゴ」をテーマにネットオークションでの落札相場などのデータを集計・分析しているWebサイト「Brickpicker」は語っています。
例えば2007年に登場したこちらの「カフェ・コーナー」は当初約1万6千円ほどでした。
10182 Café Corner – Brickipedia – Wikia
しかし、現在ではおよそ37万円、値上がり率実に2千パーセント超という価格で取引されています。高く売るには開封前の新品であることなどいくつか条件がありますが、映画とタイアップした商品や、各国の名所をモデルにした商品は相場が上がりやすくなるとのこと。
こうしたオモチャは値崩れするときは値崩れするので、本気の投資には向きませんし、何より作って楽しみたい人に届かなくなるのはあまりよいことではありません。しかしこういうものでも投資にできてしまうのだな……というのは驚きの一言です。
いつかこんな風に、かつで自分が遊んだキットと再会する人も出てくるのでしょうか。
[字幕動画]若い頃に手放したバイクとネットオークションで感動の再会を果たしたとある男性のお話 – DNA
ソース:Lego a ‘better investment than shares and gold’ – Telegraph
トップ画像:The art of being happy… | Flickr – Photo Sharing!
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