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裁判の決着を「決闘」でつけるようニューヨークの弁護士が裁判所に求める


お互いの命を賭けてどちらが正しいのか決めるのが法の秩序が支配する前の常識。しかし現代でもこの風習を持ちだしてしまった弁護士がニューヨークに現れました。

裁判所に訴え出ているのは弁護士のリチャード・ルースマン氏。ルースマン氏は詐欺事件の被告の弁護を行っていたのですが、ほぼ現行犯であったということもあり敗色は濃厚。そこでなんやかんやの遅滞戦術を行った結果、とうとう10ページにも及ぶ陳情書で「被告、あるいはその代理人が原告かその代理人と決闘を行って勝敗を決める」ということを訴え出ました。

実はアメリカ合衆国憲法修正第9条では

修正第9条
(人民の権利に関する一般条項)
この憲法に一定の権利を列挙したことを根拠に、人民の保有する他の諸権利を否定し、または軽視したものと解釈してはならない。(出典

となっています。つまり「憲法に明記されていない権利でも否定しない」というわけです。通常裁判の他に、決闘も明確な国民の権利であり、これを拒否することは違憲である……という風に、本筋の裁判から憲法解釈に持ち込もうという戦術であると思われます。

それにしても決闘が合憲ということになると、そろそろこういう学校が復活するのでしょうか……。
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ソース:Real-life Game of Thrones: Lawyer seeks trial by combat to resolve lawsuit | SILive.com

New York Attorney Requests A Game of Thrones Inspired Trial By Combat

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