1時間に1000個ブロックを積める石工アシスタントロボット・サムの動画
同じ量の労働であれば、より少ない人数でより高速にやるほうが効率は上がります。アメリカ・ニューヨークの建築支援ロボット・ベンチャー「Construction Robotics」社では、半自動でブロックを積むことができる石工アシスタントロボを開発し、その動画を公開しています。
「Semi Automated Mason(半自動石工)」の頭文字をとってサムと名付けられたこちらのロボット、2007年から開発されており、2016年始めに65万ドルで売出開始を目標としています。
建築現場でのロボットは大変で、そもそも工業用ロボットは、基部を固定する強力な土台が必要なのですが、よっぽど特殊な建造物でなければ工事現場にそんなものを設置したり撤去したりすることはできません。
SAM100は、足場が揺れるなど多少の環境の変化があっても自動でそれを補正し、正確にブロックを積み上げていくことが可能です。
人間はマシンとは逆に環境の変化には強いものの、生き物として強さの限界があります。お互い弱い部分を補っていければ明るい未来があるかもしれません。動画はこちらから。
Introduction to Construction Robotics and the bricklaying robot SAM – YouTube
ソース:Introduction to Construction Robotics and the bricklaying robot SAM – YouTube
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