[字幕動画]ブラックな「Appleのデザイナー 新MacBookを語る」というウソ字幕動画が180万回再生の大ヒット
2015年3月9日に発表になった新MacBookについては、各メディアやレビュアーとも評価しにくい様子。その雰囲気は、こちらのとってもブラックな「MacBookを設計したデザイナーが裏話を語る」というウソ字幕動画がものすごい勢いで再生されていることからも分かります。
下の「Select Language」タブから「Japanese」を選択して再生すると字幕が表示されます。動画が表示されていない場合は、何度か「F5」キーを押してページの表示を更新してみてください。
これはガジェット・レビュアーのArmando Ferreiraが、自身のYouTubeチャンネルにアップロードしたもの。元ネタはスペインのコメディアンが海辺で働いていた際、同僚がナベを洗おうとして海に流されたという小話ということですが、これにウソ字幕を重ねています。
iPhone登場以降のAppleの「凄み」は、クラウドとの結合やハードウェアの製造技術など、ちょっと分かりにくい部分に出ているので、スペックを見ただけでは「ぼったくり」と思う人が多いのもしかたのないことのように思います。
このレベルの加工をされたパーツを普及品の価格で作るには膨大な技術開発と投資が必要となります。「質感」「手触り」「持つ喜び」といったエモーショナルな部分には大きく寄与していますが、目新しさの演出という点ではいまひとつパンチが効いていません。もう「薄さ」「バッテリーのもち」がアピールポイントになる時代ではないように思います。
Apple – MacBook
いままでの尺度とは、なにかまったく違う価値判断の基準やコンセプト。「Appleの新製品」にはみんなそれを期待するわけですが今回は従来品のブラッシュアップに終始してしまいました。だからこそこのウソ字幕動画が強い共感を呼んでいるのではないでしょうか。