インド人とアメリカ人、プログラミングがうまいのはどっち?
インド人は古来から数的思考に優れているとされており、国家としてもITに積極的に投資を行っていることから「インド人プログラマ脅威論」が語られることが多いようですが、実際のところはどうなのでしょうか。
ITエンジニア向けの求人情報サイト「Gild」では、個人情報を登録する他に、数学、ロジック、プログラミング言語、コミュニケーションスキルなど様々な分野での小テストを受け、その点数を表示しています。
今回、インドに住むエンジニアとアメリカ在住のエンジニアを比較したところ、色々な事実が明らかになりました。まずインドのエンジニアは数学的能力・論理的思考について、アメリカのエンジニアよりも11%よいスコアを得ました。
しかし、ソフトウェア開発についてはアメリカのエンジニアのほうがよい成績を出しました。C言語で9パーセント、Java,SQLで11%の差があったそうです。特にWebプログラミングではPHPで53%、HTMLで27%と、大きな差が出たようです。
もちろんこれは多くのエンジニアを平均したスコアということで、アメリカのほうがインドよりも優秀、と言い切ることができるデータではありません。開発しようとするものの性質や、開発チームのコミュニケーションスキルなどによって、適性は大きく変わってくるでしょう。
日本ではインドに加えてシンガポールやベトナム、中国といった国が開発の委託先として挙がることが多いように思います。これらの国のデータも見てみたいものですね。
ソース:Indian Programmers vs. American Programmers: Whose Code Is Best?
トップ画像:Code | Flickr – Photo Sharing!
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