アートとデザイン

ネガティブな「でも……」をポジティブに変える簡単な方法


「ダイエットしたい。でもお腹がすいてイライラする」など、色々と理由を探しては頑張るのをやめてしまう経験は誰しもあります。「でも」という言葉はそれほどにネガティブなのですが、これをポジティブな印象に変える簡単な方法があるのです。

「できない理由」を強調する「でも」

「ダイエットしたい。でもお腹がすいてイライラする」
「勉強したい。でも時間がない」
「あなたのことが好き。でも一緒にはいられない」

などなど、人間は自分の理想と現実を常に戦わせています。「こうしたい」「ああしたい」という気持ちがとても強くあっても、何かできない理由を探してしまう。そういうネガティブな部分を持っている人のほうが目標を達成する確率が高いのですが、ネガティブなことに目が向くと、やめてしまいたくなる気持ちも強くなります。

「Aしたい。でもBだから……」というのは「できない理由」をすごく強調してしまっているので、あまり口にすべき言葉ではないかもしれません。

「やりたい気持ち」を強調する「でも」

「でも」が後に続く事柄を強調するのなら、前後を入れ替えてみるとどうでしょうか。

「お腹がすいてイライラする。でもダイエットしたい」
「時間がない。でも勉強したい」
「一緒にはいられない。でもあなたのことが好き。」

これならどうでしょう。書いてあることはほとんど変わりませんが、印象はかなり違ってきます。「できない理由」よりも自分の「やりたい気持ち」の方に目を向けているほうが、ずっと健康的ではないでしょうか。

「自分の気持ち」を知るためのでも「でも」

ひっくり返してみるともう1つ分かることがあります。それは「やりたい気持ち」の強さです。意志が文章の中で強調されると「あれ?こんなこと本当にやりたかったのかな?」ということに気づくことがあります。これは本当に必要なことだろうか、やらなくてはいけないだろうか、という根本的なところを考えるきっかけにもなります。

現実の問題はすぐにはどうすることもできませんから、それに惑わされて自分の気持ちを見失ってしまうことほどもったいないことはありません。少し言い方を変えてみて、自分の気持ちを確かめてみることがいつだって大事です。

ソース:LPT: when you say or think “X, but Y,” change your perspective by thinking about “Y, but X” : LifeProTips

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