信号を待っている同士で対戦ゲームができてしまう信号用押しボタン「ActiWait」
信号待ちは退屈なものですが、「ActiWait」はこの僅かな時間を使って道路の向こう側の人と対戦ゲームができてしまう信号用ボタン。これが設置されていればもう信号待ちでイライラすることもなさそうです。
こちらが「ActiWait」。タッチパネル式の信号ボタンで、信号の残り時間が緑のゲージで表示されています。
赤の時はこれをタッチして、信号の色が変わるのを待つわけですがここからがポイント。同じように道の向かい側で画面にタッチした人と「PONG」で対戦することができるのです。
制限時間、つまり信号が変わるまでにたくさん得点したほうが勝ち。
負けると親指の向きが下のサインが表示されます。
動画はこちらから。ゲームの結果によっては、信号が変わった瞬間にケンカが始まりそうなのが問題ではあります。
STREETPONG on Vimeo
この「ActiWait」はもともとドイツ・ホルツミンデンにあるHAWK大学芸術学部のHolger Michel、Sandro Engel、Amelie Künzlerが制作したインタラクティブアート。2012年に上の動画を公開したところ大きな話題となり、3人はベンチャー企業を設立。ホルツミンデン当局の後押しもあって、現在indiegogoで資金提供を募っています。
Streetpong an der HAWK in Hildesheim, die Eröffnung! on Vimeo
ソース:URBAN INVENTION | URBAN INVENTION – Invent the urban place
ActiWait – a smart traffic light button | Indiegogo
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