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一発で見分けられるドイツ製と中国製のベアリングを比較した実験動画


「ベアリング」はその国や企業の基本的な工業力がもっともよく現れるといわれる非常に重要な部品。こちらの動画では、中国製とドイツ製、どちらも軍用グレードの高級品の回転テストをしていますが、どちらがどちらのものかすぐに分かってしまいます。

これが「ベアリング」の仕組み。中央の軸の周りを「ころ」となる小さな金属球が囲っています。金属球は軸そのものよりもずっと摩擦が少ないので、滑らかに回り続けるという仕組み。
ファイル:BallBearing.gif – Wikipedia

この金属球をいかに精度の高い真球に近づけて作るか、というのがベアリングの大事なところ。エネルギー効率に直結する重要な部品ですが、実際に比べてみましょう。
Made in China vs. made in Germany – YouTube

すぐに止まってしまう中国製に対し、長い時間回り続けるドイツ製……小さな部品ですが1つの機械の中にたくさん使うことを考えると、この差は決して無視できるものではありません。

ちなみに日本のベアリングは売上ベースでは世界シェア3位(NSK社)と4位(NTN社)。直径1mm以下の超小型ベアリングなど機能を絞った商品別では北日本精機社がシェア1位など、日本のベアリングは世界トップクラスです。

最近は中国製の安いベアリングが売られていますが、これを見ると「やっぱり国産にしよう……」と思ってしまいますね。

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