米ワーナーが1978年のTVゲーム「スペースインベーダー」の映画化権を取得
ゲームやコミックの映画化のいいところは、原作の知名度を活かせるところ。その点「スペースインベーダー」ほぼ完璧なわけですが、いったいどのように映画化するのでしょうか。
「スペースインベーダー」は株式会社タイトーが1978年(昭和53年)に発売したアーケード向けシューティングゲーム。自機を左右方向に動かし、遮蔽物に隠れながら迫り来るインベーダーどもを撃墜するゲームです。当時はどっちを向いてもインベーダー、というくらい流行し、数多くのコピーゲームが開発・販売されるほどでした。
スペースインベーダー / Space Invaders 23840pts – YouTube
というわけで知名度としては完璧なのですが、ストーリー性はほぼゼロなので映画の元ネタにするのは相当難しそうです。今のところ「映画化権」の取得なので、これから実際に脚本を描いたりキャスティングしたりという制作作業が行われるかどうかは不明。どういう力技でストーリーをつけてくるのか実に楽しみですね。
ちなみに脚本・プロデューサーとして「ローン・サバイバー」「アイ・アム・レジェンド」のアキヴァ・ゴールズマン、先日公開された「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のジョビー・ハロルドという、結構パワフルなクリエイター達の名前が上がっています。
同じくシンプルなボードゲームを映画化した「バトルシップ」は、びっくりするくらいの駄作っぷりで最低映画を決める「ラジー賞」7部門ノミネートという大変な結果となってしまいました。「インベーダーゲーム」はどこまで大丈夫なのでしょうか。
ソース:Akiva Goldsman to Produce ‘Space Invaders’ for Warner Bros. (Exclusive) – TheWrap
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