科学と技術

iPhoneのジャイロ機能を利用して撮影時の手振れを補正するスタビライザー「Elephant Steady」が出資募集中。


カメラの揺れや傾きを色々な方法を使って補正するカメラ・スタビライザーを、iPhone自身が出力するジャイロセンサーのデータを使うことでごくコンパクトに実現したのがこちらの「Elephant Steady」。iPhoneに強力な手振れ防止機能を追加することができます。


「Elephant Steady」を開発しているのは日本のadplus社。クリップオンのレンズコンバーター「GIZMON SMART CLIP」など、スマートフォン向けにユニークなカメラアクセサリーを企画・開発している企業です。

1. 「Elephant Steady」はその名の通り、象の鼻のようなデザインの手ブレ補正スタビライザー。ロール回転、ピッチ回転の2軸の手ブレを防止してくれます。

2. カメラ用の手ブレ補正スタビライザーは、下手をするとカメラ本体よりも複雑な機構が必要になるのですが「Elephant Steady」はその辺りの問題も解決。そもそもiPhoneにはジャイロセンサーが備わっているので、この信号をElephant Steadyに出力します。

3. 手ブレ補正といえばステディカムでしたが、センシング技術の高度化によってどんどん小型化されていきますね。
John_E_Fry_Steadicam_Operator_UK.jpg (1785×2677)

紹介動画はこちらから。かなり強力に手ブレ補正が効いているようです。

Kickstarterでは5万ドル(約506万円)募集のところを、現在までに2万4千ドルちょっと(約250万円)まで到達。iPhoneだけで映画を撮ってしまうインディーズグループもあるだけに、こういうカメラ機能の強化パーツは人気があるのでしょうか。

ソース:Elephant Steady – Smallest stabilizer ever for iPhone! by ADPLUS Co., Ltd — Kickstarter

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