アートとデザイン

フル3Dなのにレトロフューチャー風のロシア製アニメーション「Futurama 3d」


レトロフューチャーとは「50年代・60年代くらいの未来想像図風」くらいの意味。昔のプラモデルの箱絵などはその代表格ですが、あのタッチのままフル3Dアニメにしてしまったのがこの作品。手描き風なのにやたら精密な動きを見せてくれます。


動画はこちらから。2Dではなくフル3Dなので、レトロなタッチなのに背景や乗り物が最新のCGアニメのごとく縦横無尽に動きまわるこのギャップがたまりません。制作はロシア在住のAlexey Zakharov氏。
Futurama 3d (test shot) on Vimeo

20世紀半ばごろのSF雑誌や宇宙プロパガンダにはこんな感じのイラストがたくさん掲載されていたそうです。描いた人の頭の中でこんな風に動いていたのでしょうか。

動画中に出てきた宇宙船の中の一つだけをとりだしたもの。3Dモデルなので前後左右に向きが変わってもサイズが正確です。
Futurama Planet Express ship on Vimeo

ソース:FUTURAMA 3D part 1 on Behance

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