ケンブリッジ大学の図書館で謎のスナック貯蔵所が発見される
イギリスのケンブリッジ大学はイギリスでは2番めに古い由緒正しい大学。長い伝統を持つ学校にはよくあることですが、先日31の学寮(カレッジ)の一つ、女子寮のニューナム・カレッジの図書館で本の間から謎の「埋蔵スナック」が発見されました。
1. こちらが問題の本。ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジの図書館で、同校の卒業生であるマーガレット・ドラブルによって書かれた「英文学への手引」です。
2. 毎朝の蔵書チェックの際、ラベルのないこの本を発見した司書が本を開けてみると……
3. スナックとともにメッセージが残されていました。
4. 「学生へ。よく見つけたね、おめでとう!これは君のものだ。持って帰って、それからまた次の人のために足してあげてね」とのこと。
電子化されたら決して起こらない、紙の書籍ならではの事件です。なお同校の学生は「物理学科なので英文学の棚には行かないんだよね……」と概ね肯定的な様子。
本を傷つける意味があるのかどうかは問題なのですが、いかにも伝統ある大学で発生しそうな、ユニークな事件です。
Reasons to love Newnham #471 – because a student… – Newnham College, Cambridge
Surprise Stash of Sweets Found in Cambridge Library – Neatorama
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