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上陸した米海軍の水兵軍団がオーストラリアの売春宿を臨時休業に追い込んだことがある


軍隊というのは基本的には消費するだけの組織。よく「通った後は草一本生えない」くらいにがっつり補給していくわけですが、実際にこういう事件があったそうです。


それは2002年5月、オーストラリアの港町・パースでのこと。アフガニスタンにおける「テロとの戦い」が始まったころで、アメリカ海軍は空爆のため艦隊を差し向けていました。

そのうちの一部、空母ジョン・C・ステニス、ミサイル巡洋艦ポート・ロイヤル、高速戦闘支援艦ブリッジがパースに寄港したのがきっかけでした。

乗員合わせて約6000人。いずれも体力トレーニングをモリモリに受けている上に、何ヶ月も外界から切り離され、戦争のストレスにさらされてきた人たちです。パース最大の売春宿、 Langtrees brothelは1週間分の売上を3日で達成するという圧倒的攻勢の前に、とうとう史上3回目となる臨時休業を宣言したのです。

「従業員たちが疲労によって、高品質なサービスを提供できる状態ではなかったので休業せざるを得ませんでした。あの日パース中のセックスワーカーが疲れきっていたと思います」とはLangtrees brothelを経営するマダム、マリー=アン・ケンワーシーさんのコメント。団体行動をするときはあらゆる段取りをつけておかなければいけない……と思わせる出来事です。

ソース:US sailors wear out sex workers – theage.com.au

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