アートとデザイン

「子ども頃の夢」が写った写真を手に持つイラクの人たちの写真集「I Wish」


「子どもの頃になりたかったもの」の写真を手に持ちポートレートにおさまったイラクの人たち。写真の中の力強くシンプルな「夢」と、周囲の「現実」の濃さの対比がとても面白い写真集です。

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こうした作品では政治的なメッセージ、例えば「政情が不安定で経済がうまくいっていない国の人は夢を叶えられない」のようなものを強力に発信することもできますが、作者でクルド人のJamal Penjwenyは、あくまで「叶わなかった夢との距離」を表現したそう。

「人生ではアニメ作りのように、何もかもを思い通りに塗ることはできない」とJamal Penjwenyさん。誰かの夢と現実の距離は、あなた自身の夢と現実の距離でもあるのです。

ソース:Powerful Portraits of People Revealing Childhood Dreams – My Modern Metropolis

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