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[字幕動画]あの「マクドナルド・コーヒー訴訟」はいかにして大事件に仕立て上げられたのかを詳細に語るニューヨーク・タイムズのドキュメンタリー動画


買い求めたコーヒーを膝にかけ、火傷を負ってしまった女性が治療費と経営の改善を求めた「マクドナルド・コーヒー訴訟」については「訴訟社会アメリカ」を象徴する事件として知っている人も多いかと思います。しかしその大騒動は、実は巧妙に作り上げられたものだったとしたら……マスコミと大衆文化がいかに事件を大きくしていったのかを語るニューヨーク・タイムズのドキュメンタリー動画です。


当時79歳だったステラ・リーベックさんは、マクドナルドで買い求めたコーヒーをうっかり膝にこぼして火傷を負ってしまいました。治療費と経営の改善を求める裁判では、当時のマクドナルドが提供していたコーヒーが不必要なまでに高温であったことが認められ、ステラさんが要求していた治療費の他に、懲罰的賠償金として実に270万ドル(約3億円)の支払いが命じられました。

この事件は「自分の責任でケガをしたのにそんなに多額の賠償金を得るなんて……」という社会のあきれ声と、PL法の企業を守る方向への改訂を招きました。そして不必要な訴訟、いわゆる「濫訴(らんそ)」の典型的なケースとして記憶されることになったのです。

しかし本来なら、単純な訴訟と判決で終わったはずの事件でした。いったい何がここまで大きな事件として成長するきっかけになったのでしょうか?ニューヨーク・タイムズはこの謎に迫っています。

下の「Select Language」タブから「Japanese」を選択して再生すると字幕が表示されます。動画が表示されていない場合は、何度か「F5」キーを押してページの表示を更新してみてください。

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