オープンソースのレーザー射撃訓練装置用フレームワーク「Shoot: OpenFire Framework」
競技射撃の世界では、キセノン光を使った「ビームライフル」競技や、レーザー光を用いた「デジタル射撃」競技の導入が進んでいます。弾丸や火薬を使わないため、どこでも練習できるのがポイント。それらを支援するトレーニング装置の開発も色々と進んでいるようです。
どこにレーザーが当たったのか判定するには、センサーを並べるなどハードウェアを準備する必要があるのですが、「Shoot: OpenFire Framework」はwebカメラなどを用いた画像認識フレームワーク「OpenCV」で画面上の光点を拾うソフト式で対応。
画像上のターゲットに対し、様々な領域を設定することでヒットした場所に応じて反応を変えることができます。
エアガンは実銃と比べればはるかに安全なものですが、それでも実体弾を使う以上それなりの防護が必要です。レーザーによる射撃トレーニングシステムなら、人の目に当たる危険性さえなければごく普通の部屋でも練習が可能です。
先日紹介した「LT-PRO」のような銃口差し込み型のトレーニングデバイスなどがもっと流行ると面白そうですね。動画はこちらから。ソースコードはPythonで書かれ、GitHubにて用意されています。
Introducing Shoot: OpenFire Framework – YouTube
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