ティーガー戦車1台丸ごと再現したロシア映画「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」上映決定【追記あり】
先日、徹底的にこだわるべくティーガー戦車を丸ごと1から作り出したロシアの戦争映画「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」についてお伝えしましたが、なんと日本でも公開されることが決定しました。大きなスクリーン・迫力の音響で戦車を楽しめる絶好のチャンスです。
上映は2014/1/18(土)からヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されるイベント「未体験ゾーンの映画たち 2014」の参加作品としてのもの。
「ホワイトタイガー(Belyy tigr)」のあらすじはこんな感じ:
時は第二次世界大戦末期、ナチス率いるドイツに対し猛攻を続けるソ連軍の戦車乗りの間では、悪魔のごとき強さを誇る神出鬼没の謎のティーガー戦車、通称「白き虎」の存在が噂されていた。
ある日、撃破され炎上する戦車から大やけどを負った戦車兵、イワン・ナイダノフが救出される。彼は記憶を失うが戦車と会話する能力を得た。
「白き虎を探し出し、撃破せよ」失うもののない地獄の戦車兵イワンと、ティーガー戦車との戦いが始まる……
イルヤ・ボヤショフの小説「Tankman」を原案とし、監督はアルメニア系ロシア人のカレン・シャクナザーロフ。メルヴィルの「白鯨」をモチーフにしており、ティーガーが象徴する戦争という大きなものに対峙する人間の姿を描く作品。2013年アカデミー外国語映画賞のロシア代表として出品されました。
最近のロシアの戦争映画といえば「アフガン」や「オーガスト・ウォーズ」などハリウッド製の戦争映画とはまた違った重厚なものが増えてきました。
「ホワイトタイガー」にも履帯の1個1個に至るまで再現されたガチなティーガー戦車のプロップが登場し、映像に華を添えています。
【2013/12/31追記】
情報によれば、どうもこのプロップはものすごい理由で使用されなかったということです。訂正してお詫び申し上げます。詳細は以下の記事をご覧ください。
映画「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」に出るはずだった「『ティーガーI戦車』の実寸大・走行可能なレプリカ」は今どこでどうしているのか判明 – DNA
動画はこちらから。配給は彩プロとなります。
“Белый Тигр” – трейлер – YouTube
こちらは英語版予告編動画。ロシア語版より20秒ほど長め、ストーリーの解説も多めです。
WHITE TIGER Trailer – YouTube
ソース:トピックス | ヒューマントラストシネマ渋谷 | テアトルシネマグループ
White Tiger (2012 film) – Wikipedia, the free encyclopedia
Karen Shakhnazarov’s “White Tiger”nominated for Oscar – PanARMENIAN.Net
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