アメリカ政府、専用機「エアフォース・ツー」をオークションへ、お値段500万円から
アメリカ政府の専用機の中でも副大統領が乗る「エアフォース・ツー」がその役目を終え、オークションに出品されることになりました。クズ鉄にするもよし、豪華な内装を楽しむもよし、膨大なスペアパーツ込で5万ドルの入札から受け付けています。
この機体はダグラス社製「DC-9」の中でも、1967年に生産が始まったベストセラー「シリーズ30」の中の一機。副大統領が搭乗する「エアフォース・ツー」として使用された機材ですが、「エアフォース・ワン」の代替機として使われた可能性もあるということです。
アナログの機械式メーターが並ぶコックピット。さすがにちょっと懐かしい感じですね。
政府専用機だけに内装は非常にゴージャス
前方には貴賓室もあります。
収納スペースもたっぷりと準備
なお機体を落札すると倉庫いっぱいの新品スペアパーツもついてくるそうです。
気になる価格はオークション形式で5万ドル(約500万円)から。参加するには事前に保証金として5万ドルを払い込まなければいけません。また、保管場所であるアメリカ西部・アリゾナ州のフェニックス・ゲートウェイ空港と東海岸のノースカロライナのパーツ集積地に自力で引き取りにいける人に限ります。条件に合う人はいかがでしょうか。
アメリカ西部のアリゾナ州やネヴァダ州は基本的には砂漠の真ん中にあり、空気が乾燥して降水も少ないので使用されなくなった軍用機の一時保管場所がいくつか存在します。以下はデビスモンサン空軍基地。エンジンを外された機体が静かに眠っています。
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