科学と技術

オーストラリア、暑すぎて天気予報のヒートマップに新色登場


気温が同じところを結んだ内側を塗り分ける「ヒートマップ」という天気図の描き方があります。この気温ならこの色、と最初に決めておくのですが、オーストラリアでは当初の想定を超える気温予報が出てしまったため、急きょ色を追加するという事態におちいったようです。


オーストラリアの気象庁によれば、現行の予測モデル下で摂氏50度を超える予報が出ることが考えられるため、50~54度を紫色で表示するべく色を追加したとのこと。これまでの最高記録は1960年1月2日に南部のオードナダッタ空港で観測された50.7度ですが、実際にこれを超える気温になることはないと考えられており、あくまで用いるモデルに対応するためだということです。

右側のバーの一番上に色が追加されました。なんとなく収まりが悪いような。

ギャグ漫画では会社の業績悪化のために壁にかけたグラフの下に紙を張り付けて売り上げのグラフを描きたすという表現があったりしますが、まさか本当にそのような事態を目にすることになるとは誰が思ったのでしょうか。自然の力は恐ろしいものです。

ソース:Bureau Of Meteorology Weather Chart | Deep Purple

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