どこでも手に入るシャベルとガラクタから射撃可能なAK-47自動小銃を作る方法
シンプルかつ頑丈な構造で故障しにくいベストセラー自動小銃AK-47。製造も簡単なので世界中でクローンが生産されているのですが、実際どれくらい簡単に作れるのでしょうか。実はシャベルの刃から作れてしまうくらいシンプルなのです。
というわけで、この何の変哲もないショベルをAK-47クローンに変身させていきます。
使用するのはショベルとルーマニア製AK自動小銃からとられたパーツ。こうしたガラクタ寸前の自動小銃のパーツが「キット」として販売されており、愛好家が購入しては修理や自作に使うという世界があるようです。お値段は、入っているパーツや程度によって180~400ドル(約1万5千~3万3千円)。作者が使用したのはメインのレシーバーと銃身が無い200ドル(約1万6千円)のキットだそうです。
AK47, AK74, Galil Webpage
まずハンドルは落としておく。
あとでこのように合体させるので大事なパーツです。
続いて刃の部分。
焼きが入っているので、これをまず焼きなまします。
平らに成形。
そして必要な穴をあけます。左側は実際のAKのレシーバー。工場ではこれをプレス機にかけて箱型にするわけですね。
万力ではさんでなんとなく曲げて箱型にする。
穴がイビツですがとくに問題ありません。
内部のレールなどを溶接するため、いろいろと穴をあける。
内側にレールをはったら表の穴から溶接。
銃身は半加工品(一番下)を使用します。上が実際の銃身、中が加工済銃身となります。
レシーバーにたたきこみ、前後位置を調整。
右側がショベルAK。実際のAKよりも肉厚になります。
あとはジャンクパーツの金具をいろいろと取り付けていく。
年式がいろいろ混ざっているような。
ルーマニアの女性名「ミハエラ」と、意味深な12の刻み目が入ったハンドガード。怖い。
これが完成形。きちんと発射可能で、それなりにまとまりよく命中しているようです。
曰く「ミハイル・カラシニコフとウォッカの名において、お前はすでにショベルではなく母なる大地を守る栄光のAKとなったのである!」とのことです。
ちなみに同じ人によって、寸断され廃棄されたPPShサブマシンガンのレストア風景も公開されています。非常に高い技術をもった人のようですが、色々と紙一重のような気がします。
ソース:DIY: Shovel AK – photo tsunami warning!
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