「ダイ・ハード」と「リーサル・ウェポン」に出演した伝説のベレッタM92Fが博物館へ
だいたい世界のどこでも、伝説の英雄が使った武器は宝物として珍重されています。これは建国してまだ300年経っていないほどに歴史が浅いアメリカでも同じ。銀幕の中で活躍した偉大なる刑事、ジョン・マクレーンとマーティン・リッグスの2人に使われた「ベレッタM92F」が全米ライフル協会の博物館に収められています。
映画の撮影に使われる銃火器というのは実際に発射可能なものがそのまま使えるわけではなく、空包を使ったり大きな火炎が出るように改造する必要があります。そのため小道具としての銃を貸し出す専門の業者が存在しているのですが、広いようで狭い映画業界のこと、しばしば同じ銃が違う映画に登場することになります。
「ダイ・ハード」と「リーサル・ウェポン」は両方ともジョエル・シルバー制作の映画ですが、いずれとも銃器のコーディネートはマイケル・パパックが担当。スタローン主演の「デモリションマン」ではH&K社のケースレスライフル「G11」を登場させるなどトレンドに沿った銃器を登場させるのが特徴ですが、彼にとって1985年に米軍の制式拳銃「M9」として採用されたばかりのベレッタM92Fはかなりキャッチーに写ったのではないでしょうか。
「ダイ・ハード」ちらちらとベレッタが登場します。
Die Hard(1988) – YouTube
「リーサル・ウェポン」からの1シーン。
Lethal Weapon Complete Collection — Target Practice – YouTube
ソース:Die Hard & Lethal Weapon’s Beretta 92F on Curator’s Corner
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