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「思っていたよりもずっといいデートだった」という体験談いろいろ

2012.09.15 23:02 by chaka

実はあんまり気乗りしなかったんだけど、会って遊んでみたらものすごく楽しかった、というのが初めてのデートの醍醐味かもしれません。海外の掲示板で「どんなデートが意外にも楽しいと思えたのか」という話がちょっと盛り上がっていました。

わざとイヤなやつになるのはリスクが高いですがギャップの大きさで引き込まれることも。

ちょっと前の話。人にイジワルを言うのが芸術的にうまい最低野郎だと思っていた人とデートしたの。私はガードを上げて行ったわ。キザ野郎だと思ってたから。でも彼はとてもチャーミングでいい人で、とっても楽しかった。たぶん本当に純粋な人なんだと思う。自分が間違っていたのがよかったことなんてそうはないけど、これはその数少ないケースね。

サプライズは結構大事なようです。

それまではデートなんてしたことなかった。高校を優秀な成績で卒業していい大学にいって、こんな小さな街を出ることだけを考えてたわ。

ある日お店でCDを選んでいたら男の子が声をかけてきた。彼はこんな小さな街の人じゃなかったからデートすることにしたの。

彼が家に迎えに来て、そこから40分くらいかかる大きな街までいって、それから最初にやったのはドライブ・インでハンバーガーを買うことだった。私は、私の初めてのデートでそういうことはしてほしくなかったから、ちょっとむっとしたけど、その後彼はサプライズを用意していたの。

食べ物を持って車を降りて、それから道端のビルボード（大きな看板）の上にあがる階段の鍵を開け始めた。彼のお父さんはその街でビルボードをいくつか持っているんだって。

一番てっぺんで、道路を走る車を眺めながら食事をしたわ。16歳だった私はそういうデートにとっても、とってもびっくりしたの。

こちらもサプライズ、というか災い転じて福となす、というパターン。ちょっとした災難はお近づきになるチャンスと考えることもできます。

大学生の時、片思いしていた女の子が「90分後に始まるコンサートに行きたいんだけど一緒に行く相手がいない」って困ってたんだ。だからチャンスだと思って立候補したんだ。

会場についてコートを車に置いていったんだけど、マズいことに車の鍵がコートに入れっぱなしだった。当時は携帯電話なんかないから、公衆電話で鍵屋さんを探すんだけどうまく見つからない。結局彼女のお父さんがスペアキーを持ってきてくれることになった。

10月のもう寒い日だった。でもコンサートが終わった後、そう長くはロビーにいられない。だから迎えがくるまで、2人で車のボンネットの上でずっとくっついて話をしていたよ。星がきれいだった。

お互いに分かり合うのに長い時間が必要なことも時にはあるようです。

ぼくじゃなくてぼくの友達の女の子の話だ。1年先輩の頭がよくてひょろっとしてて、不器用でオタクっぽい人だった。彼女は彼にずーっと話しかけたり、単に彼が所属してるからというだけで同じクラブに入ったりしてた。

でも見てられないくらい緊張した会話だったね。彼はものすごくシャイで、彼女はきれいで社交的だった。ぼくには彼はおびえているように見えた。一度も他の女の子と一緒にいるところを見たことがないしね。

結局彼は先に卒業、ぼくらも1年後に卒業して、彼女は大学で知り合った男と結婚して、ひどい別れ方をしたんだ。29か30のときだったと思う。他の州に引っ越して、それからデートというものをしなかったんだ。トラウマがあったんだろうね。

ある日、彼女の同僚がブラインド・デートをセッティングしたんだ。相手はずーっと独身だけど、ハンサムでやりての都市計画エンジニアということだった。待ち合わせ場所にいった彼女はすぐにわかったらしい。偶然にもその男性は、彼女の高校時代の片思い相手だったというわけなんだ。

彼は彼女とうまく会話ができなかったことをものすごく後悔していたんだって。なんども挑戦したけどうまくいかなかったらしい。それから1年もしないうちにかれらは結婚して、ものすごい数のチンチラを飼っているよ。

つまり基本はコミュニケーション。伝えよう、理解しようという努力が大事なようです。