中国で「共産ゲリラのアジト風テーマレストラン」が登場
先日、中国・北京にある文化大革命をテーマにしたレストランについてお伝えしましたが、今度は同じく中国で共産ゲリラの隠れ家的なレストランが登場しました。資本主義が一回りした回顧ブームだったりするのかもしれませんね。
このレストランは林彪(りん・ぴょう)が司令部を置いた北京近郊の洞窟を「再利用」したもの。いかにも、という雰囲気ではあります。
なんで旅客機の機首が置いてあるか、というと毛沢東に対してクーデターを企てるも失敗した林彪が旅客機に乗って亡命しようとしたという歴史があるため。
中はこのように好きな人にはたまらない風のデコレーションだらけとなっております。
ゲリラ席
鎌槌マーク。なんとなく時代考証は変な気もしなくもないですが、そこは雰囲気重視で。
指令室風味の部屋。
スツールは砲弾や地雷を加工したもの。
小道具もこのように。
放射線マークは何のイメージでしょうか。
パラシュートの天蓋つき座席もあります。
世界にも様々なテーマレストランはありますが、文革にしてもこれにしても「負の歴史」でお金儲けしようというのは商魂たくましいとしかいいようがありませんね。さすがです。
ソース:Тематический ресторан в партизанской пещере : НОВОСТИ В ФОТОГРАФИЯХ
Chinese Communist leader Lin Biao’s former military headquarters turned into a bar | Mail Online
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