色々と魔改造されてしまったソ連の名銃「PPSh-41サブマシンガン」の画像
単純な構造で確実に動作し、7.62x25mm弾を71発詰めたドラムマガジンを備えたPPSh-41サブマシンガンは、ソ連兵士の優れた相棒として第2次世界大戦で活躍しました。今もほうぼうの武器庫で見つかっては色々改造されて使われているようです。
トップ画像はイラクの武器庫で発見されたPPSh-41に現代的なホロサイトとバーチカルグリップをタイラップで無理やりくくりつけたもの。これもなかなかかっこいいのですが……。
こちらは第2次世界大戦末期に開発された赤外線スコープを載せたバージョン。ソ連らしさがぐぐっとアップしてさらにかっこいいものです。
PPSh-41は大量生産しやすく頑丈な短機関銃として第2次世界大戦中のソ連を大いに助けました。丸いドラム型の弾倉を備えた姿を見てドイツ兵は「バラライカ」、日本兵は「マンドリン」と呼んで恐れたそうです。
後のAK-47にも通じる思想ですが、とにかく構造が簡単で作りやすいのが特徴。様々なバリエーションも作られました。これは曲がり角の向こうを撃てる「曲銃身」バージョン。
レシーバーの後端に苦労の跡が見えるソウドオフバージョン。
サプレッサとドラムマガジンをつけたものも。公安機関が使用したもののようです。
いっぱい作られたのでこういう使い方もされました。大量のPPSh-41を飛行機の下部にマウントした対地攻撃兵器とのことです。敵の頭上に7.62mm弾の雨を降らせるというわけですね。
ソース:Unusual PPSh-41s
PPSh-41 – Wikipedia, the free encyclopedia
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