垂直の壁にはりついて自由自在に登ったり下りたりできる装置を大学生が開発
空気の力を使って、どこにもひっかかりがない垂直の壁にも張り付き、自由に上下ができるという装置を、アメリカの大学生が開発してしまいました。
アメリカ・ユタ州立大学の工学部学生チームが作り上げた壁のぼり装置は、背中の吸引ポンプを使って両手の吸引装置から空気を吸いこみ、ぺたっと張り付くというもの。足もワイヤーで吸引装置とつながっているので、自分の力で壁にぶら下がる必要がありません。
要するにこういう仕組み(床を這う男を90度左に傾けたカメラで撮影した特殊映像です)
Plunger Climb.mp4 – YouTube
空軍の研究機関のコンペからスタートしたこの企画、16校の大学の中からユタ州立大学の企画案が採用され、2011年8月に2万ドル(約160万円)の資金提供を受けて本開発がスタート。
兵士が背負ってつかうことから重量やサイズはもちろんのこと、扱いの簡単さや秘匿性なども審査されます。先日、無事に2次審査を通過しさらに開発資金の提供を受けることができるとのこと。
USU Engineering Students’ Wall Climber – YouTube
しかし、壁を登ったり降りたりというのはどういう用途を考えているのでしょうか……。
ソース:Utah State Today – Utah State University News
News Articles – College of Engineering – engineering.usu.edu
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