人気のデジタル放送キャプチャカード「PT3」の発売決定、自作ファンには嬉しいPCIe x1ポートに対応
各社のデジタル放送対応レコーダーから他の端末に移して見たり、大容量メディアに保存したりするのは事実上不可能でとても不便です。これらに対し「複号するだけ」の機能を提供するアースソフト社製のキャプチャカード「PT」シリーズがありますが、この度PCIe x1ポートに対応してリニューアルされることが発表されました。
「PT3」はPCIe x1ポートに接続して使用するデジタル放送キャプチャカード。地上デジタル放送2本、衛星デジタル放送2本の合計4本を同時にデコード可能です。
これまでの「PT」シリーズはインターフェイスとしてはやや古いPCIを採用していましたが、最近の小型マザーボードはPCIe x1ポートを採用するものが多くマザーボードの選択肢が限られてきました。
カードのサイズもロープロ対応で小さくなっており、HP ProLiant MicroServerのような小型筐体のPCに入れてもケーブルの取り回しや排熱への影響が少なくなるでしょう。
復号に必要なB-CASカードの入手やソフトウェアの設定はやや難解なので、上級者向けの製品となります。誤解が多いのですが「暗号化されたデジタル放送を正規の方法で復号する」のは違法でもなんでもありません。
発売は2012年6月を予定、価格も1万3200円とシリーズ中ではもっとも安価に。前回は買占めが横行しましたが今回はどうなるでしょうか。
ソース:PT3 目次
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