アートとデザイン

「スーパーマリオブラザーズ」を海外ゲーム風にリメイクするとこんな感じ?になる動画「Super Mario Bros. – Gulf of Mexico -」


海外のゲームのキャラクターデザインといえばムキムキの筋肉に坊主頭といった、ちょっとイカついものが多いような気がします。そんなコンセプトであの世界一有名な兄弟、マリオとルイージを再デザインし、オープニング画面風に構成した動画がこちら。スタートボタンが押せないのが不思議なくらい、しっくりとキマってます。


Super Mario Bros. – Gulf of Mexico – – YouTube

作者はゲーム開発会社で働くJohathan Fletcher氏。このマリオ3Dモデルは、もともと3Dクリエイターのコミュニティサイト「Polycount」が主催したコンペ「BRAWL」に出展するため制作されたもの。

BRAWLには「格闘ゲームのキャラクター、またはステージを再デザインする」というお題のコンペ。「スマッシュブラザーズ」からマリオを選んで、ラフが描かれました。
[FIGHTER] Super Smash Bros. – Mario – JFletcher – Polycount Forum

これをポリゴン化。

そしてテキスチャーを貼りこんだり、細部を作りこんで完成です。指の作りこみや垂れたベルトなど、細かいところがものすごいディティールになっています。

そして「やっぱりルイージも」ということで、制作。ちなみに「マリオに対する嫉妬のため、ルイージはアルコールと麻薬に溺れることとなり、彼は心に深い傷を負った。深刻なパラノイアを抱えた彼は幽霊が彼を襲ってくると固く信じており、それを倒せるのは唯一彼が信頼していたバキューム掃除機だけだと考えていた……」という、かなりシャレにならないバックストーリーがついていました。
Luigi W.I.P – Polycount Forum

ヒゲがすごいことに。

この掃除機は火炎放射器になりそう。

「Team Fortress」なんかのコミカルなFPSにはすぐにでも登場できそうな勢いのデザイン。日本では繊細な体つきのキャラクターが多く見られますが、たまにはゴツゴツなキャラクターで豪快なストーリーを楽しみたいものですね。

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