アートとデザイン

映画「マトリックス」は何から生まれたのかを徹底解剖する動画「Everything is a Remix: The Matrix」


20世紀末の映画「マトリックス」の見たこともないような映像は、各界に大きなショックを与えましたがこの映画のルーツはいったいどこにあったのでしょうか。ドキュメンタリー動画「Everything is a Remix: The Matrix」では、何が「マトリックス」を生み出したのかを詳細な比較映像で考察しています。


「Everything is a Remix(すべては模倣である)」という大変挑戦的なタイトルですが、ジェット・リー主演の「フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳」に始まり、香港ノワールの「男達の挽歌」、「AKIRA」や「攻殻機動隊」といった日本製SFアニメーション、ディックやギブスンといった戦後のアメリカSF作家の作品・コンセプトなど、こうして見ると確かに「あったあった!」というシーンばかり。

芸術家パブロ・ピカソの言葉に「悪い芸術家は模倣し、良い芸術家は盗む」というものがあります。それまでにあったあらゆる創作のエッセンスが結実したという意味で、「マトリックス」は「盗み切った」といえるのではないでしょうか。

「Everything is a Remix」はニューヨーク在住の映像作家、カービー・ファーガソンによるドキュメンタリー映像シリーズ。映画だけでなく音楽などポップカルチャーにおける様々な「リミックス」をとらえ、創作とは何かを考察しています。この「マトリックス」は第4編。過去の3や映像リストは以下のリンクから参照することが可能です。

ソース:Everything is a Remix

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